世界中にホップの品種がどのくらいあるかご存知ですか？

実は、300種類以上あり、品種の数は毎年増え続けています。
本記事では、ホップ品種として公式登録されているホップの一覧をご紹介します。

2024/1/22 新たにホップを追加し、リストを更新しました。

昨今のクラフトビール人気により、世界のホップ生産はここ数年で劇的な変化を遂げました。
世界最大のホップ生産量を誇る米国とドイツが、世界のホップ生産量の80%を占めているものの、独特なホップ品種で支持を集めるホップ生産小国も増えています。
フランスをはじめとする国では、ホップ育種プログラムが再開され、新種ホップが毎年リリースされています。
また、同じホップが生産地域によって名称が変わる事例も見られています。
例えば、ドイツのアロマホップである「カリスタ（Callista）」は、米国では「Grungeist」の名で親しまれています。

ブルワー（醸造家）の方たちにとって、世界中のホップ品種をすべて把握するのは容易ではありません。
そこで、ブルワーの皆さま向けに、世界で生産されているホップ品種のリストをご用意しました。

このリストにある品種はすべて、2020年にInternational Hop Growers Convention（IHGC）にて登録された公式ホップ品種です。
IHGCは、世界一のホップ栽培者協会として知られる団体です。
毎年、各国を代表するホップ栽培者が世界中から集まり、新種ホップやホップ業界のトレンド、それぞれのホップ生産地での生産状況など、ホップに関する情報交換を行っています。

このリストでは、IHGCに登録された300種類もの公式ホップ品種をご覧いただけます。
ドイツやフランス、米国など、海外のホップ品種についてもっと詳しく知りたい方は、お気軽に弊社までお問い合わせください。

「新鮮さ」は、美味しいビール造りに欠かせない要素のひとつ。

理想的な新鮮さを実現するためにまず必要なのは、新鮮な原材料を用意することです。
使うホップが新鮮であればあるほど、ビールの質も高まります。
そのため、私たちは新鮮な “とれたてホップ” を、ブルワリーの皆さまに最高の状態でお届けしています。

ホップはとても繊細で、摘んでしまうとすぐに鮮度が落ち、保存方法によってはホップ由来の味わいが消えてしまうこともあります。
そのようなことがないよう、私たちは一つひとつのホップの原産地から生産方法、乾燥方法、保存方法までを把握し、ホップの生産者またはペレット工場から直接買い付けを行っています。
ホップの生産地であるフランス、ドイツ、米国では全てのホップの実（またはペレットホップ）を年間通して５℃以下で保存しています。

日本までの輸送手段には、5°C以下の冷蔵コンテナまたは翌日に届く航空輸送エクスプレスを利用することで、輸送時に鮮度が落ちないよう心がけています。
また日本に到着した後も、鮮度を保つために、通関検査中は冷蔵保存を行っています。

日本からブルワリーの皆さまの手元に届くまでの間も、5°C以下（年間を通して平均3°C）の冷蔵保存を徹底しています。
ホップを保管する倉庫は、SGS-HACCP（危害分析重要管理点）認証を取得しており、食品安全管理のための国際基準に従ってホップの保管を行っています。

ブルワリーの皆さまには、鮮度の高い最高のホップをお届けするため、ヤマト運輸または佐川急便にてクール便で配送を行っています。

Fresh Hops for Fresh Beer!