缶充填機が新登場!缶充填機とシーマーが合体したモノブロック構造の缶充填機
株式会社BETでは、クラフトビール専用缶充填機に対する需要増加を受けて、CIMEC社製の最新缶充填機の取り扱いを開始しました。
CIMEC社は、30年以上にわたって充填機の開発を行うイタリアの会社です。充填機市場が急激に拡大していることから、この度最新の自動充填機システムをリリースしました。本機は、最新の技術を使用した缶充填機で、高精度の充填を可能にしました。
「CAN ISO 6/1 S」と「CAN ISO 12/1 S / S 1」の二つのモデル展開で、クラフトビール醸造家様だけでなく、清涼飲料水、ミネラルウォーター、コーヒー、ワインなどを扱うメーカー様にもお使いいただけます。
本機は、等圧充填機にI.P.S.充填弁(フィリングバルブ)を加えたモノブロック構造の充填機で、使用モデルによっては蓋の供給システムやシーマー(巻締機)などが搭載されています。
また本機は、0.33リットルの缶の場合、1時間に最低1,200〜1,500個、最大2,200〜3,000個の缶を充填できる稼働率があります。
さらに、様々な高さやサイズの缶(スタンダード、スリム、スリーク)に対応しており、使う缶の種類に応じて蓋を接合できるシーマーも搭載されています。
それぞれのモデルにはダミー缶も備わっており、本機の洗浄や消毒時に使用できます。
本機の魅力は、お客様のニーズや確保できるスペースに応じて、コンベアシステムやその他の設備と統合できる点です。
本機と一緒にお使いいただける周辺機器は以下の通りです。
- 自動缶デパレタイザ:1つのサイズのパレットだけを扱い、完了した缶パレットを機械に挿入してレイヤーパッドを取り外す一連の作業を自動で行います。
- 接着ラベリングマシン:充填前にラベルを貼り付けます。
- 缶洗浄機(リンサー):別途にオンラインで追加できる充填前の洗浄システムです。
- 缶乾燥機:缶乾燥機は充填機とシーマーの後に導入できるシステムです。
必要に応じて、インクジェットプリンターや重量測定機を追加で取り付けることも可能です。
本体は、ステンレス製シートフレームが全体を支えており、入口と出口に2つの斜めユニットが装着されています。
スターホイールとガイドをそれぞれ取り替えることで、異なるサイズの缶を使った充填もできます。
また、リンサーユニットの中にある噴霧ノズルを使うことで、缶に洗剤や滅菌ガスを注入して洗浄を行うことができます。
本機は、様々な外部システムと統合して使える利点がありますが、統合後もシンプルな画面操作で使用できますのでご安心ください。
当社では、CIMEC社製のボトル充填機も取り扱っており、日本ではこれまでに10台以上を設置して、クライアント様にご利用いただいております。今回、新しいラインナップとして同社の最新缶充填機が加わったことで、日本をはじめとするアジア圏の皆さまに缶充填機をご利用いただけることを大変嬉しく思います。
それぞれの充填機についてご興味がある方には、日本で実際にCIMEC社製のボトル充填機と缶充填機を導入しているブルワリー見学ツアーも開催しております。
詳細については、本サイトからお気軽にお問い合わせください。